今週(2015/7/13〜7/17)の投資マーケットについての備忘録です。
日経平均は上海暴落で下落した分を取り戻しました。米国ではイエレンさんの発言でドル高に、英国ではカーニーさんの発言でポンド高になっています。
こんにちは、よしぞう(@otonahack)です。
今週のマーケットの出来事や思ったことを自分のメモとしてまとめています。
今週のマーケット状況 目次
- 日経平均、上海暴落時の下落分を取り戻す
- 乳製品価格下落でNZドルが対ドルで5年ぶり安値、原油や金も下落
- イエレンFRB議長の発言でドル高に
- 英カーニー総裁のポンド利上げ発言
- プロトレーダーの気になるコメント
日経平均、上海暴落時の下落分を取り戻す
ギリシャ問題や上海暴落で下落した日経平均は今週2万円を回復、あれよあれよという間に20,600円まで上昇しました。
まだまだ中国株には一波乱あるのではないかという意見もありますので、注意は怠らないようにしたいです。
乳製品価格下落でNZドルが対ドルで5年ぶり安値、原油や金も下落
乳製品価格(GDT価格指数)が12年ぶりの低水準になりました。ニュージーランドドルは対ドルで5年ぶりの安値をつけています。
NZドルは利下げの可能性もあるので、さらに下がるかもしれません。
同じ資源国のカナダが政策金利を下げました。この影響で豪ドルやNZドルも下落したようです。
また、イランの核会議が合意したことで、イランの原油増産が見込まれ、原油価格も下落方向へ進んでいくと考えられます。50.89ドルまで下落。
金も下落しています。1,133ドルまで下落。
参考:ロイター
乳製品の国際価格指標、12年半ぶり低水準
イエレンFRB議長の発言でドル高に
イエレンFRB議長の議会証言で、年内利上げの可能性が強く意識され、ドル高になりました。ドル円は124円台に乗せています。
ユーロも下落傾向、オセアニアも下落傾向なので、ドル高がさらに鮮明に。
英カーニー総裁のポンド利上げ発言
英国中央銀行のカーニー総裁は「利上げの時期が近い」と発言し、ポンドが買われる傾向に。
英国の賃金上昇率も5年ぶりの高水準です。
参考:ブルームバーグ
カーニー英中銀総裁:利上げ開始の時期は近づきつつある
プロトレーダーの気になるコメント
メディアで見たり聞いたりした、プロトレーダーのコメントから気になったものをピックアップしました。
岡崎良介氏
中国の株価動向をチェックする指標として、米国に上場しているA株のETF(ティッカー:ASHR)を見る
中国A株は外国人が売買できないが、米国上場のETFなら売ることができる。中国本土が売買停止になった場合も売買できる。
参考:Google Finance(米国)
Deutsche X-Trackers Harvest CSI 300 China A-Shares ETF(ASHR)
大型株300銘柄の指数。上海総合指数とは必ずしも一致しているわけではないが参考になる。
よしぞうの今週の感想
ドル高、ポンド高、ユーロ安、オセアニア安という図になってきましたね。
ユーロ/ポンド売り、ユーロ/ドル売り、NZドル/ドル売り、豪ドル/ドル売り、などがトレードしやすいかと思われます。
基本的には、「利上げ通貨買い、利下げ通貨売り」と考えて行きたいです。
というわけで、来週も頑張って利益を出しましょう。