マネックス証券がトレーディングツール「トレードステーション(トレステ)」の新機能搭載を記念したセミナーを開催しました。
セミナーではプロトレーダーの「Bコミさん」こと坂本慎太郎氏によるトレステ活用方法もありましたので、その模様をレポートします。
こんにちは、よしぞう(@otonahack)です。
マネックス証券の日本株取引ツール「トレードステーション(トレステ)」のセミナーに参加してきました
プロトレーダーの坂本慎太郎氏(Bコミさん)や、矢澤明美氏(ボリ平さん)による「トレードステーション」使いこなし術も聞いてきましたので、その模様をレポートします。
マネックス証券での口座開設については下記の公式サイトからどうぞ
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なお、当日は撮影禁止でしたので、セミナー中の画像はありません。申し訳ございません。
目次:
- 坂本慎太郎氏(Bコミさん)のトレードステーション活用法
- 矢澤明美氏(ボリ平さん)によるトレードステーション活用法
- Bコミさんとボリ平さんから初心者ユーザーへアドバイス
- 新機能「音声入力注文」について
- 3つの新しい「アルゴリズム注文」について
- まとめ
坂本慎太郎氏(Bコミさん)のトレードステーション活用法
Bコミさんは、ご自身の投資法「バスケット投資術」を実践する際にトレードステーションを利用しています。
「バスケット投資術」とは、気になる銘柄を200銘柄選び、それを日々ウォッチしてさらに20銘柄に絞り込んでいく投資方法です。
詳細は下記の書籍「脱イナゴでしっかり儲ける20銘柄バスケット投資術」に掲載されています。
Bコミさんによる「レーダースクリーン」の使い方
Bコミさんは「トレードステーション」に備わっている「レーダースクリーン」機能を使って、銘柄選択と管理をしています。
主な作業は下記の通りです。
- 前日比(騰落率)やセクターでソートして、上位にどういう銘柄があるのかチェック
- 自分で指数(10日上昇している銘柄など)を作って見ることもある
- 銘柄を選択した理由を「カスタムメモ」メモに書き記す
基本的には四半期決算が良かった銘柄をチェックしてから上記のような作業に進んでいるようです。
上記リストはセミナーを聴きながらメモをしたため正確にメモできたか若干の不安があります。
詳しくは先程紹介した書籍「脱イナゴでしっかり儲ける20銘柄バスケット投資術」をご覧ください。
書籍には「トレードステーション」を使った方法も掲載されています。
2000銘柄を一覧で監視できる優れたツールは他にはない
Bコミさんはが言うには「レーダースクリーンのように2000銘柄を一覧で監視できる優れたツールは他にはない。他社だとせいぜい50銘柄。」とのこと。
よしぞうも、この「レーダースクリーン」はとても優れたツールだと思います。「レーダースクリーン」を使いたいためにトレードステーション口座を開いたくらいです。
「レーダースクリーン」では、銘柄の高値や安値の表示は勿論のこと、「RSIや移動平均など様々なテクニカルツールを「数値」で表示できるのも特徴です。
詳しくは下記の記事で解説していますので、是非ご覧ください。
おとなの投資はっく
マネックス証券トレードステーション日本株版 メリットとデメリット < PR >
「スキャナー」機能もお薦め
Bコミさんは「トレードステーション」の「スキャナー」機能も使うそうです。
「スキャナー」は様々な要素を組み合わせてスクリーニングできるツールです。
例えば「3期連続増益で、なおかつ自己資本比率何パーセント以上の銘柄」といったスクリーニングが出来るそうで、短期投資家だけではなく、中長期投資家にも使えると話していました。
「スキャナー」機能の詳細は、下記のマネックス証券公式サイトをご覧ください。
マネックス証券 公式サイト
情報(ホットリスト・スキャナー・ニュース)
トレードステーションは多画面対応
「トレードステーション」は多画面対応なのも便利な点です。
BコミさんはPCを2台使用し、2Kと4Kのモニターを合わせて9枚使用しています。
4Kのモニターなら複数のウィンドウを一度に表示できるので、2Kのモニターを複数買うよりも便利だそうです。ケーブルが1本で済む事も良い点です。
下記はBコミさんの公式Twitterでツイートされた作業環境です。少し昔の作業スペースの画像で、当時は8枚のようですね。
マネックス証券のトレードステーションをちゃんと使いだしたら画面が足りなくなったのでモニタ追加しました!!
— Bコミ (@bucomi) 2016年8月5日
縦3段の画面は1メートルのポールが必要。
モニタ2枚とポールとアームで5万円程度。@TradeStation_JP pic.twitter.com/aWn01HnCeC
ワンクリックで信用取引の現渡しが一気にできるのが便利
Bコミさんは信用取引を使った優待株のクロス取引(つなぎ売り)でも「トレードステーション」を使っているそうです。
「トレードステーション」ならワンクリックで一気に現渡しができるのが便利とのこと。
他社だとひと銘柄ずつ売買しないとならない場合が多いです。
「トレードステーション」なら権利確定日を狙った売買作業が楽になりそうですね。
続いて、ボリ平さんの「トレードステーション」活用方法を紹介します。
矢澤明美氏(ボリ平さん)によるトレードステーション活用法
まだ「トレードステーション」を使い始めたばかりというボリ平さんは、プラットフォーム(ワークスペース)をたくさん作って、その時によって入れ替えて使っているそうです。
自分でトレードしやすいプラットフォームを見つけるのが良いとのこと。
SNSビューワーが便利
ボリ平さんは「SNSビューア」機能が便利で好きだそうです。
「SNSビューア」はTwitterと連携して、関連するつぶやきを表示させる機能です。
ボリ平さん曰く「ニュースよりも情報が早い場合もある」とのこと。
「SNSビューア」のツイートに書かれた銘柄を選ぶと「トレードステーション」の注文画面に連携出来る点が凄いです。
「SNSビューア」の詳細は下記のマネックス証券公式サイトをご覧ください。
マネックス証券 公式サイト
新機能「SNSビューア」&「かんたん注文」リリースのお知らせ
Bコミさんとボリ平さんから初心者ユーザーへアドバイス
Bコミさんとボリ平さんから、これから「トレードステーション」を使用する初心者に向けてのアドバイスを頂きました。
まずはBコミさんからのアドバイス。
続いてボリ平さんからのアドバイス。
「トレードステーション」は機能が豊富なので、お二人が言うように最初は戸惑ったり、難しいと感じるかもしれません。
どんなツールも慣れれば使いやすくなるので、上記のアドバイスを参考に使い始めてみると良いでしょう。
新機能「音声入力注文」について
それでは、ここからは「トレードステーション」の新機能について解説します。
「トレードステーション」の新機能には「音声入力注文」「新アルゴリズム注文」の2つがあります。
まずは「音声入力注文」について説明します。
※画像出典:トレードステーションパンフレットより
「音声入力注文」は、喋った音声で注文の設定が出来る機能です。
音声認識エンジンには「Google Cloud Speech API」を使用しています。
具体的には下記の画像のように「かんたん注文」アプリを立ち上げて銘柄を指定した後、音声で「信用で300株を後場のみで成行」などと入力するそうです。
※画像出典:トレードステーションパンフレットより
最終的に発注を出すには自分で発注ボタンをクリックします。勝手に発注されないので安心ですね。
今後は、音声入力の対応範囲を拡大していく予定だそうです。
例えば「『ヴィッツ』と言うとトヨタ株が表示される」といったように、商品名を言うだけで社名が表示されるようにしていきたいとも言っていました。
「音声入力注文」の詳細は下記のマネックス証券公式サイトをご覧ください。
マネックス証券 公式サイト
音声入力注文・新アルゴリズム注文のリリースについて
3つの新しい「アルゴリズム注文」について
もう1つの新機能が、3つの「アルゴリズム注文」です。
アルゴリズム注文には下記の3つがあります。
- アイス注文
- ハンター注文
- スライス注文
いずれの注文も、自分の注文が市場参加者に悟られないようにする機能を持っています。
また、3つの注文方法は、下記の点が共通しています。
- 有効期間は当日中のみ
- 51単元以上の信用新規売り注文は不可
- 入力後はソフトが相場状況を監視して発注。相場状況を監視する負担が軽減
「アルゴリズム注文」の詳細は下記のマネックス証券公式サイトをご覧ください。
マネックス証券 公式サイト
音声入力注文・新アルゴリズム注文のリリースについて
では、それぞれの注文方法について説明致します。
アイス注文とは
「アイス注文」とは、株数の多い注文を指定回数に分割して注文する方法です。
分割した注文が約定するごとに残りの株数を自動的に発注します。
※画像出典:トレードステーションパンフレットより
氷山(アイスバーグ)の一角のように、注文の一部だけが見える注文方法なので、アイス注文といいます。
- 大きな注文を出す際に、自身の注文を目立たせないようにできます。
- 自動的に分割注文できるので楽で便利です。
ハンター注文とは
「ハンター注文」とは、指定した価格に売り注文が来たときにだけ、買い注文を出すことができる注文方法です。
指定した価格の気配が出るまでは注文が待機状態になります。
気配が出た場合に限り瞬時に発注されます。大きな注文が市場に長く表示されることがありません。
また、約定しなかった分は取消しされるので、市場に注文を残さないようにできます。
- 大きな注文を出す際に板に注文が表示されないので、株の買い需要を悟られにくくなります
スライス注文とは
「スライス注文」とは大量の注文を指定回数に分割して自動発注する注文方法です。
「アイス注文」と似ていますが、違う点は「分割した注文の約定を待たずに一気に発注する」ことです。
一気に発注するので板には全部の注文株数が表示されますが、分割しているので複数による注文と表示されます。
- 大きな注文が複数の注文として表示されるので、1人の注文と悟られにくくなります
- 手動による分割発注よりも高速な注文執行が可能です
まとめ
以上、マネックス証券の「トレードステーション」のセミナーレポートでした。
Bコミさんのようにリアルに大きな利益を出しているプロトレーダーが実際に使用しているツールが「トレードステーション」です。
日本株取引で利益を出したい方は、プロも認めるツール「トレードステーション」を使ってみては如何でしょうか?
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