今週(2015/7/27〜7/31)の投資マーケットについての備忘録です。
FOMCは何もなく通過しましたが、金曜には雇用コストにドル円が大きく反応しました。
日本では安倍内閣の支持率が40%を割れました。
こんにちは、よしぞう(@otonahack)です。
今週のマーケットの出来事や思ったことを自分のメモとしてまとめています。
今週のマーケット状況 目次
月曜に上海株大きく下落
月曜日に上海株式指数が8%を超える下げをみせました。
2007年2月以来の大きな下落率だそうです。IMFが中国のPKO(株価下支え)を批判したとか。
石原順の日々の泡
IMFがPKO批判 上海株8.48%の急落
西原宏一さんが使っているチャート指標、TDシーケンシャルを開発したトム・デマーク氏は3週間であと14%下落する見通しだと語っています。
ブルームバーグ
中国株14%下落へ、1929年株価大暴落に似た動き-デマーク氏
引き続き気をつけたいですね。
よしぞうの感想
思い起こせば2007年2月の上海暴落ってよしぞうが株を始めたきっかけでした。
その時の安値で買って、サブプライムが発覚するまでは調子良かったんだけどなあ。そのあとの世の中の状況はみなさんご存知の通り。
FOMCは何もなし
FOMCは何もなしでした。9月利上げを示唆する内容もなし。12月かどうかも不明。
雇用コストという指数にドルが大きく反応
金曜日の市場では雇用コストという指数にドルが大きく反応しました。
雇用コスト指数(ECI)が予想を下回ったためドル売りが加速。統計開始後で最低の伸び率だそうです。
賃金がどれだけ伸びているかを示す指標でイエレンFRB議長も注目しています。
ロイター
第2四半期の米雇用コスト指数は+0.2%、過去最少の伸び
ワールドビジネスサテライト
“雇用コスト指数”に注目
安倍内閣支持率40%割れ
日経や読売の世論調査で、安倍内閣の「支持する」と答えた回答よりも「不支持する」と答えた回答が上回りました。
日経の調査では支持率が40%割れになりました。
朝日新聞の世論調査ではすでに割っていたようですが、保守系メディアでも不支持が上回っていることが話題になっています。
参考までに現在の日経チャート(くりっく株365のデータです)。上海に付き合って乱高下していますが、トレンドが出ていないレンジ相場です。
プロトレーダーの気になるコメント
メディアで見たり聞いたりした、プロトレーダーのコメントから気になったものをピックアップしました。
広瀬隆雄氏
マネックス証券のセミナーで気になった部分を抜き出しました。
中国経済の鈍化は、政府が下支えしている上海株価指数よりも、
コモディティー価格が下落している方が実態をよく表している。
金、原油、銅などが下落している。
中国の経済が悪い要因の1つがドル高。
リンクしている人民元も高くなるので。10月半ばまで相場は荒れると思っている
ドル円は119円まで下がることも想定
相場が荒れるとボラティリティのある銘柄から順番に売られる。
サイバーセキュリティ関連は高成長銘柄(CYBR、PANW)なので、ボラが高く、売られやすい。
マネックス証券
<米国株セミナー>広瀬隆雄のやっぱり米国株!7月
西原宏一氏
株価は安倍政権の生命線。
支持率が下がっても強硬に安保法案を通そうとしているのは、ひょっとしたら秋に株価を上げる経済政策を企んでいるのかもしれない(推測)。
YouTube
150728 西原氏ディーリングルーム(26分ごろ)
というわけで、来週も頑張って利益を出しましょう。