今週(2015/7/6〜7/10)の投資マーケットについての備忘録です。
ギリシャ国民投票と中国株暴落に振り回された1週間でした。週後半は株価が戻りつつあります。
こんにちは、よしぞう(@otonahack)です。
今週のマーケットの出来事や思ったことを自分のメモとしてまとめています。
今週のマーケット状況 目次
- 月曜はギリシャの国民投票結果が「NO」!日経が大きく下落
- 水曜は中国株暴落で日経平均が今年最大の下げ幅!マイナス638円
- 為替はドル円が120円50銭まで下落、現在は122円80銭
- プロトレーダーの気になるコメント
月曜はギリシャの国民投票結果が「NO」!日経が大きく下落
日曜日に開催されたギリシャの国民投票で、EU側が提示した緊縮案に対して「NO」の結果が出ました。予想外。
このせいで、週明けは日経が大きく下落。ドル円は122円を割れましたが、日経はまだ2万円をキープしていました。
その後、バルファキス財務省が辞任し、後任の財務相とともに再度EU側と交渉。ギリシャ側から提案された内容は、先の緊縮案に近いものだそうです。
よしぞうの感想
金曜にはEU側と合意するような報道がされています。
再交渉でギリシャから提案された内容は、最初のEUによる緊縮案に近いものだそうですが、なんなのそれって?国民投票の意味ないじゃん??
水曜は中国株暴落で日経平均が今年最大の下げ幅!マイナス638円
ギリシャどころの騒ぎじゃなくなった水曜日。中国株の暴落や売買停止で割を食った日本株です。
日経平均は今年最大の下げ幅を記録しました。中国市場では会社が自由に自社株を売買停止にできるようで、商いができない状態。売れない投資家が代わりに日本株を売っていたという報道がされています。
日経平均はついに2万円を割れましたが、金曜の夜間では、先物やくりっく株365で2万円を超えて終わっています。
為替はドル円が120円50銭まで下落、現在は122円80銭
為替市場も大きく円高に振れました。ドル円は120円50銭まで下落。豪ドル円などのクロス円も大きく下落しました。
金曜日はギリシャの合意が近いかも的な報道でドル円やクロス円が大きく上昇。ドル円は122円80銭前後で終わりました。
よしぞうの感想
豪ドル円とトルコ円、大きく下がったところを長期保有目的で数枚拾いました。もう落ちてくるな!(笑)。
プロトレーダーの気になるコメント
メディアで見たり聞いたりした、プロトレーダーのコメントから気になったものをピックアップしました。
岡崎良介氏
ゴールドマンサックスがスペインの金利とイタリアの金利が3%を超えたら、ドラギが量的緩和するかもとレポートを出した
参考:ブルームバーグ
イタリア10年国債チャート
参考:ブルームバーグ
スペイン10年国債チャート
参考:楽天証券
各国債券チャート
荻野金男
当局関係者から話を聞いたら、黒田さんの「これ以上の円安はありえない」発言は本当に失言だった。黒田ラインはない。黒田さんが平謝りしていた(笑)。
G7やアメリカから何も言われていない。
10月の追加緩和は財政健全化が前提だったため、消費税先延ばしあたりから安部総理と黒田さんはうまくいっていない。
参考:北野誠のFXやったるで! 1時間14分くらいからの延長戦部分
7月8日 ゲストは荻野金男さん「ギリシャに中国、続出するリスクへの対処方法」
広瀬隆雄
中国株の暴落がサブプライムの時と似ている。
マネックス証券で緊急セミナー動画が公開されました。
参考:マネックス証券
・ 緊急開催「中国の影響は?米国株にどう取り組む?」(動画セミナー直リンク)
・中国株の急落は信用サイクルの暗転を示唆 サブプライム・ショック以来の大きな信用の緊縮に注意!(テキストによるレポート)
よしぞうの今週の感想
今週は中国株のインパクトが大きかったですね。ギリシャなんて忘れちゃうほどです。週後半はインバウンド銘柄の戻りが弱い感じです。今後上昇するかどうかも不透明ですね。
今回の中国株暴落で、すべてのストーリーが変わってしまった印象です。米国の利上げも遅れるかも??
それにしても荻野さんの話は本当でしょうかね?平謝りって(笑)。
というわけで、来週も頑張って利益を出しましょう。