今週(2015/6/15〜6/19)の投資マーケットについての備忘録です。
今週は日経が2万円を割るなど、すこし荒っぽい動きでした。
こんにちは、よしぞう(@otonahack)です。
今週のマーケットの出来事や思ったことを自分のメモとしてまとめています。
今週のマーケット状況 目次
- FOMC、利上げ後の利上げペースがスローになることを示唆
- 日経2万円割れは買い場だった、ドル円は122円50銭前後が底堅い
- 訪日外国人、5月では過去最多
- ニュージーランドの景気が悪そう、さらなる通貨安へ行くか?
- プロトレーダーの気になるコメント
FOMC、利上げ後の利上げペースがスローになることを示唆
アメリカの連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、市場の予想よりもハト派(緩和的)な姿勢が出されました。
市場はもっとタカ派を想定していたようなのでドル安になり、翌日の日経は2万円を割る終値になりました。
ドル円も122円50銭近くまで下げました。
今年中に1回の利上げがあるというのがコンセンサスですが、その後の利上げペースはゆっくりになると予想されます。FOMCの度に利上げが行われることはなさそうです。
参考:Market Hack
FOMCでは、今年のある時点から、ゆっくりとしたペースでの利上げがシグナルされた これはドル安要因だ
日経2万円割れは買い場だった、ドル円122円50銭前後が底堅い
FOMCを受けて、翌日の日経は大きく下げました。終値で19990円。
ドル円は一時122円50銭前後まで下がりました。このレベルは先週の黒田発言で下げたレベルです。
ゆえ、このレベルが当面の下値となりそうです。
日経はその後、2万円越えまで上げているので2万円割れは買い場でしたね。
よしぞうの感想
市場には以前ほどの強い空気がなく、買い上がる雰囲気ではないので2万円割れても買うことに躊躇してしまいました。もったいない。
ドル円は買えました。でもこちらはあまり上がらないですね。
訪日外国人、5月では過去最多
5月の訪日外国人旅行者数が164万人となり、5月としては過去最高になりました。4月も176万人という大きな数字でした。このまま伸びていきそうですね。
これを受けて、インバウンド銘柄が買われています。
合わせて、金曜日に発表された全国百貨店売上高も好調、前年比6.3%増で、外国人向けは3.7倍に増加しています。
参考:NHK
訪日外国人旅行者数 5月での過去最多
参考:日本経済新聞
5月のデパート売り上げ 増税前を上回る
よしぞうの感想
インバウンド銘柄が好調ですね、三越伊勢丹を狙っているのですがなかなか買いたいレベルに下がってくれません。
ニュージーランドの景気が悪そう、さらなる通貨安へ行くか?
18日に発表されたニュージーランドの1-3月期GDPは、予想0.6%に対し0.2%。NZドルが下がりました。
利下げしたばかりですが、追加利下げ観測もでています。
ニュージーランドのイングリッシュ財務相が「我々には為替レートが一段と下落する期間が必要」という発言もしており、さらなる通貨安になるかどうか要チェックです。
参考:ZAI FX
ハト派的な米FOMCで米ドル/円急反落!NZドル/円が80円割れ濃厚な理由とは
よしぞうの感想
ニュージーランドドルは売りたいですね。日足チャート、週足チャートも下落トレンドが発生しています。
プロトレーダーの気になるコメント
メディアで見たり聞いたりした、プロトレーダーのコメントから気になったものをピックアップしました。
松崎美子氏
「ユーロポンドの売りがトレードしやすい」
緩和政策中のユーロと、米国に次いで利上げの可能性が高いイギリス(ポンド)の通貨ペアなら、ユーロ売りポンド買いでトレードしやすい。
参考:ラジオ日経
北野誠のFXやったるで!ゲスト松崎美子さん「ポンドをめぐる攻防戦~ポンドを取り巻く環境とトレード戦略~」(音が出ます)
松崎美子さんはロンドン在住の方で、バークレイズ銀行本店などでトレーダーとして活躍された方です。
松崎美子さん公式ブログ
ロンドンFX
よしぞうの感想
松崎さんの話を聞いて、なるほど〜と思いました。普段ポンドは取引しないので盲点でした。
最近のユーロドルは「利下げ通貨と利上げ通貨」の関係に反する動きをしているので、攻めあぐねていました。ポンド買いは良さそうですね。
現状では、オバマさんの「ドル高は嫌だよ」という報道をはじめとした要人のドル高牽制発言をうけ、ドルが積極的に買われる雰囲気ではありません。
ユーロを売るなら、ポンドを相手にした方がトレードしやすそうです。というわけで早速売りました(笑)。 今のところ、利が乗っています。
というわけで、来週も頑張って利益を出しましょう。