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マネックス証券トレードステーション日本株版 メリットとデメリット < PR >

マネックス証券の取引ツール「トレードステーション」が日本株にも対応しました。

発表会に行ってきましたので、その便利な機能や特徴とあわあせて、メリットとデメリットをご紹介します。

プログラム取引や高機能なチャート表示が便利です。なんとテクニカル指標を使ったバックテストも可能です。

マネックス証券 トレードステーション タイトル画像

皆さんこんにちは、よしぞう(@otonahack)です。

マネックス証券の取引ツール「トレードステーション」で日本株の取引が可能になりました。

「トレードステーション」は「バロンズ」紙を始め、米国内での評価も高い取引ツール。そのツールが日本株取引でも利用できます。

日本株で「トレードステーション」を利用するには新規で口座を開く必要があります。

マネックス証券の口座開設については公式サイトをどうぞ
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マネックス証券

目次:マネックス証券「トレードステーション」日本株版のメリットとデメリット

結論:アクティブトレーダーにメリットが多い取引ツール

一番の感想は「アクティブトレーダーにメリットが多そうだな」ということです。下記のような点でそう感じました。

  • チェックしたい銘柄を監視する機能がすごい
  • アラート機能が充実している
  • トレードステーションの口座は注文執行が早い(マネックス証券の担当者談)
  • 手数料は主要オンライン証券最安水準
  • 自分でアルゴリズムを組んでトレードすることも可能

後述しますが、銘柄を監視する機能が豊富なので、毎日いろんな銘柄をチェックして、その上昇にすぐに対応したいトレーダーにはとても重宝するだろうと感じました。

また、マネックス証券の担当者の方が言うには「トレードステーションの口座は注文執行が早い」とのこと。少しの値幅をスピーディに狙うデイトレーダーには大きなメリットがあります。

手数料も主要オンライン証券では最安水準になっています(※主要オンライン証券とは、SBI証券・カブドットコム証券・松井証券・楽天証券・マネックス証券を示しています)。

トレードステーションは、自分でアルゴリズムを組んでトレードすることも可能だそうなので、アクティブなトレーダーにはメリットの多いツールだと思います。

よしぞうはそこまでアクティブにトレードしませんが、最近は長期投資よりも短期投資の方が利益を残せるんじゃないか?という考えになってきているので、自分にも向いているかもと思いました。

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「トレードステーション」の良かったポイント(メリット)

短期投資、長期投資に関わらず、「この機能を使ってみたい!」と思わせるポイントやメリットを挙げてみます。他にはない機能が豊富でとても優れたツールです。

ポイント1:銘柄監視機能がすごい

記者発表会画面 銘柄監視機能

「レーダースクリーン」という銘柄監視機能があり、登録した銘柄を一覧で表示させることができます。

ここまでは普通のツールにもありますが、「トレードステーション」が優れているのは「各テクニカル指標を数値で表示できる」こと。

下の画像は「レーダースクリーン」の画面です。
※注:画像は、現在よしぞうが米国株取引で使用している「トレードステーション」の画面です。日本株版とは違うかもしれません

下の画像では、一番左に銘柄名、その右に様々なテクニカル指標を表示させています。画面右側はボリンジャーバンドの上下バンドの数値やミドルラインの数値です。

レーダースクリーン ボリンジャーバンドを数値で表示
※注:画像は米国株取引で使用している「トレードステーション」の画面です。日本株版とは違うかもしれません

下の画面は、RSIやVWAP、52週移動平均など。もちろん他にも表示させたい指標を自分でカスタマイズできます。

レーダースクリーン RSIやVWAPなども一覧で表示できる
※注:画像は米国株取引で使用している「トレードステーション」米国株版の画面です。日本株版とは違うかもしれません

通常、このようなテクニカル指標はチャート画面でしか見れませんが、数値で見ることができるととても便利ですね。「この価格を越えたら買いたい」という場合に役立ちます。

「デッドクロス」「ゴールデンクロス」といったビジュアル的なシグナルは見ることができないので、その点は不便かもしれませんが、その場合はチャートを表示させれば問題ありません。

複数銘柄のテクニカル指標を一覧でチェックできるのは、現在のところ他のツールでは無いようです。(記事執筆時)

売買代金など、金額で並べ替えることも可能です。取引の多い銘柄を狙いたい人にも便利。

売買代金で並べ替えすることも可能
※注:画像は実際の「トレードステーション」日本株版の画面です

また、フル板情報では、出来高の多さをグラフで表示させることができます。出来高が多い価格帯は、そこがサポートやレジスタンスになることもあるので、利益確定の参考になりますね。

板情報も情報が豊富
※注:画像は米国株取引で使用している「トレードステーション」の画面です。日本株版とは違うかもしれません

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ポイント2:チャートに表示できるテクニカル指標が多い

通常のチャート画面も機能が豊富です。基本的な機能は備えています。トレンドラインや平行線なども描けますし、RSI、MACDなどのテクニカル指標も好きなものを表示させられます。

平行線やトレンドラインを引くことができる
※注:画像は米国株取引で使用している「トレードステーション」の画面です。日本株版とは違うかもしれません

用意されているテクニカル指標が豊富で、知らないものも多数あります。

テクニカル指標が豊富に用意されている
※注:画像は米国株取引で使用している「トレードステーション」の画面です。日本株版とは違うかもしれません

「ショウミー」という機能を使うと、過去の高値ブレイクポイントやローソク足のプライスフォーメーションなどを表示させることもできます。

「ショウミー」機能で高値ブレイクアウト部分を抽出
※注:画像は実際の「トレードステーション」日本株版の画面です

下の画像は高値ブレイクを表示させた例です。チャートにポイントが表示されるので、高値を越えた後にどんな動きをしたかチェックできます。

高値更新ポイントを表示させられる
※注:画像は米国株取引で使用している「トレードステーション」の画面です。日本株版とは違うかもしれません

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ポイント3:アラート機能には株価だけでなくテクニカル指標も対応

アラート機能も用意されています。他社のツールでは株価や為替レートなどにしか対応してないのが普通ですが、「トレードステーション」ではテクニカル指標に対応している点がすごいです。

「トレンドラインをブレイクしたらアラートを出す」といったこともできるようです。

アラート機能はテクニカル指標にも対応
※注:画像は米国株取引で使用している「トレードステーション」の画面です。日本株版とは違うかもしれません

「トレードステーション」は、米国で20年以上も運営されてきたノウハウがあるので、投資家がどういったものを好むのかが反映されているようです。

アラートに関しても「画面にアラートウィンドウがでると消すのが面倒」という意見があったので、ウィンドウが出ずに音だけで知らせてくれる選択肢が用意されています。

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ポイント4:バックテストができる

この機能がすごいなと思いました。

なんと、指定した銘柄のバックテストが可能です。過去の一定期間に指定した方法で売買したらどれくらいの損益が出るのか?というシミュレーション結果を表示してくれます。

下の画像はRSIの30以下で買いエントリー、70以上で売りエントリーするストラテジー設定です。

バックテスト RSIでエントリーする設定画面
※注:画像は実際の「トレードステーション」日本株版の画面です

シミュレーション結果を表示してくれます。

バックテスト RSIエントリーのシミュレーション結果
※注:画像は実際の「トレードステーション」日本株版の画面です

こちらはMACDで検証した例。

バックテスト検証結果表
※注:画像は米国株取引で使用している「トレードステーション」の画面です。日本株版とは違うかもしれません

チャートにも表示され、どこで買ってどこで売ったかがわかります。下はMACDのゴールデンクロスで買い(LE)、デッドクロスで売り(SE)をしたシミュレーションです。

バックテストはチャートにも表示される
※注:画像は米国株取引で使用している「トレードステーション」の画面です。日本株版とは違うかもしれません

「LE」「SE」は、それぞれ「Long Entry」「Short Entry」だと思います。

売買方法をテクニカル指標で指定できるのがいいですね。

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「トレードステーション」のダメなポイント(デメリット)

一方、ここは改善してほしいというポイントやデメリットもありましたので、それについても買いておきます。

ポイント1:画面がたくさんあって最初はとっつきづらい

やはり、第一印象は「海外のソフトらしいな」という印象は拭えません。画面や機能が豊富にあるので最初は馴染めないかもしれません。

マネックス証券では、日本人にも使いやすいよう改善をしているそうなので、今後に期待したいところです。

トレードステーション 全体画像
※注:画像は米国株取引で使用している「トレードステーション」の画面です。日本株版とは違うかもしれません

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ポイント2:既存のユーザーは既存の口座を閉じる必要がある

2019/1/8 修正

現在は、総合口座を持っていても閉じる必要が無く、トレードステーション口座を開設できます。

そして、これが既存ユーザーにとっては大問題。

証券総合取引口座とトレードステーション口座の両方を利用することは不可能なようです。

トレードステーションを利用するには、証券総合取引口座を閉じる必要があるのだと思います。

将来的には統合されるよう努力しているようですが、現在では別の口座となるようです。

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ポイント3:IPO、NISA、ジュニアNISA口座には未対応

トレードステーションの口座を開いた場合、話題のNISA口座やジュニアNISA口座も利用できません。これも残念。

そして、新規公開株、いわゆるIPO株の売買もできません。

IPO株の取り扱いが多いマネックス証券なので、これは残念。

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トレードステーションの公式ガイド本が発売されたよ

トレードステーションの公式ガイドが発売されました。

トレードステーションのおすすめストラテジーや、トレーダーのテスタさん、ヤーマンさんなどのインタビューが掲載されているようです。

グラビアアイドルの杉原杏璃さんが表紙になっている本なので本屋でも目立つと思います。

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まとめ:ツールとしては素晴らしい、使いこなせばトレード上手になれそうだ

以上、「トレードステーション」の機能をご紹介しました。

対象となるユーザーは、新規ユーザーで、なおかつアクティブに取引をする人、というイメージですね。

ツールとしては素晴らしいので、使いこなせばトレードが上手になりそうです。

いいツールだけに、既存の口座では利用できないのが勿体ないなと思いました。

今後、NISAやIPO含め、既存口座にも対応してくれるといいなと思います。

既存ユーザーは、米国株取引で「トレードステーション」を利用できるので、使ってみてはいかがでしょうか? 日本株版とは多少違いがあるようですが、ほぼ同機能だと思います。

マネックス証券の口座開設については公式サイトをどうぞ
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公式サイト
マネックス証券

というわけで、まとめです

  • 「トレードステーション」は機能豊富、銘柄管理やバックテストがすごい
  • 複数銘柄のテクニカル指標数値を一覧で見られる
  • 使いこなせればトレードが上手くなりそう
  • 既存の口座を開いているユーザーは使用できない
  • 既存ユーザーは口座を閉じて、新たにトレードステーション口座を開く必要が有ると思われる