先日マネックス証券で開催された広瀬隆雄さんによる米国株セミナーを見ました。
広瀬隆雄さんは2017年のNYダウに弱気のようです。
年末は現在の価格よりも下がって終わると見ています。
※画像出典:マネックス証券セミナー「広瀬 隆雄氏のやっぱり米国株!2月」より
皆さんこんにちは、よしぞう(@otonahack)です。
マネックス証券で毎月末に行われる広瀬隆雄さんの米国株セミナー。
2月末に行われたセミナーで広瀬隆雄さんが年末の価格予想をしていました。
広瀬さんは今年のダウには弱気のようです。
マネックス証券で行われたセミナーについては公式サイトでオンデマンド配信を見ることが出来ます
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マネックス証券 公式サイト
広瀬 隆雄氏のやっぱり米国株!2月
目次:広瀬隆雄さんの2017年予想:NYダウに弱気、金と原油は強気
広瀬隆雄さんが予想する2017年の金融市場はこんな感じ
先日のマネックス証券のセミナーで、広瀬隆雄さんは以下のような予想を話していました。
- ドル円:年末の時点で125円(2月末時点より上昇)
- 金価格:1,300ドル(2月末時点より上昇)
- 原油価格:65ドル(2月末時点より上昇)
- NYダウ平均:17,800ドル(2月末時点より下落)
では、彼がそのように予想した理由も解説します。
為替:ドル高に見ている理由
広瀬さんがドル高に見ている理由は以下のような感じです。
- 基本的にアメリカの経済は底堅く強い
- 金利が上昇すると見ている
やっぱり経済が強いと金利が上昇するんでしょうね。それでドルが買われるようです。
NYダウ:弱気で見ている理由
セミナーの中で、ダウの値動きを予想されていました。図にすると以下のような感じだそうです。
※画像出典:マネックス証券セミナー「広瀬 隆雄氏のやっぱり米国株!2月」より
目先(春くらい)に下がり、6月くらいに少し戻して、また下がり、年末に少し戻るイメージのようです。
広瀬さんがダウ平均の下落を予想する理由は以下の通りです。
- ドル高による企業業績の目減り
- 債券安で株式に下方リスク
ドル高がどれくらい進むかにもよるでしょうね。企業が耐えられるドル高ならそこまで下がらないかも。
また、トランプ政権の政策として国境調整税があります。国境調整税で輸入品に一律20%の税がかかったりしたら、ウォルマートなどのように海外から安い製品を仕入れて売っている販売業は厳しいと思います。
金や原油:強気で見ている理由
広瀬さんが金や原油に強気でいる理由は以下の通りです。
金は金利上昇でインフレが起こる際、そのインフレヘッジとして注目されるのではないかと考えているようです。
また、原油はOPECが減産に合意した後、約束通り減産しているのが理由です。
過去の通例として、原油減産の効果は3ヶ月から半年くらいかかってから現れるそうなので、この先は原油高になると見ているようです。
まとめ:今年の相場は株の下落に注意したい
2017年の株はどうなるんでしょうね?
上昇には乗っていきたいですが、いつ下落してもいいように身構えて、ヘッジができる投資も併用していきたいと思います。
史上最高値を連続更新していますから、買われ過ぎな状態であることは間違いないでしょう。
今回広瀬さんが話をした考え方は、いつの時代も通用するので覚えてきたい考え方ですね。
マネックス証券で行われる広瀬隆雄さんのセミナーは、生配信で参加すれば質問も可能です。
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というわけで、まとめです
- NYダウには弱気
- 金や原油には強気
- ドル円は年末の時点で125円を予想