著名トレーダーの石原順(西山孝四郎)氏が注目している個別株についてご紹介します。
今後の世の中はゲノム編集とAI関連が有望だと考えているようです。
マネックス証券のセミナーでのお話を元に、自分のための備忘録としてまとめました。
皆さんこんにちは、よしぞう(@otonahack)です。
先日、マネックス証券、パンローリング株式会社、ラジオNIKKEIによるセミナー「米国株の魅力と個別銘柄・トレード手法の実践セミナー」に参加しました。
人気トレーダーの石原順氏が登壇し、注目している米国の個別株についてお話しされました。
暴落時に買いたい銘柄としてゲノム編集関連銘柄、AI関連銘柄を上げていました。
自分で忘れないようにするため、記事にしてアップしておきます。
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目次:石原順氏が注目しているゲノム編集とAI関連銘柄
- これからの時代に注目するテーマは「ゲノム編集」と「AI技術」
- 石原順氏が注目するゲノム編集関連銘柄
- 石原順氏が注目するAI関連銘柄
- 石原順氏が注目する暴落時に買いたい銘柄(その他)
- まとめ:買いチャンスはQE4実施か利下げの時か?
これからの時代に注目するテーマは「ゲノム編集」と「AI技術」
セミナーで石原氏は、今後大きく伸びる可能性がある業種として「ゲノム編集とAI関連に注目している」とおっしゃっていました。
そういった銘柄でなおかつ、キャッシュフローが素晴らしい銘柄に注目したいそうです。
キャッシュフローがよく、毎年潤沢な資金が入ってくる企業は、仮にゲノム編集やAIが盛り上がらなかったとしても、倒産する確率が少ないそうです。
下で紹介している銘柄は、今(2017/07/20)買うのでは無く、市場が暴落して大きく下げたときに買いたいと言っていました。今は高すぎで買いたくないそうです(笑)。
石原氏が参考にしていた書籍
セミナーでは「ゲノム編集とは何か(小林雅一著)」という書籍を持参して、「将来はこのような世の中になるかもしれない」と言っていました。
ゲノム編集の進歩により美容整形のような手軽さで病気の治療が出来る時代が来るかもしれないと。
さっそく書籍を調達して読んでみました。
本書の内容は基本的にゲノム編集の技術的な話が多いのですが、ゲノム編集に群がる企業について幾つか名前も挙がっています。
ご興味がある方は読んでみては如何でしょうか。
石原順氏が注目するゲノム編集関連銘柄
ではさっそく注目銘柄をご紹介します。
まずはゲノム編集関連です。
各銘柄の説明は、セミナーで石原さんが話した内容を加味しながら、よしぞうがネットで調べて書いています。
ノバルティス
「ノバルティス」(ティッカーシンボル「NVS」)はスイスにあるバイオテクノロジー会社です。
※画像出典:画像はマネックス証券「トレードステーション」より
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Novartis AG (ADR)
バイエル
「バイエル」(ティッカーシンボル「BAYRY」)はドイツの製薬会社。医療関係の他には農業関連の開発もしています。
※画像出典:画像はマネックス証券「トレードステーション」より
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Bayer AG(ADR)
アムジェン(Amgen)
「アムジェン」(ティッカーシンボル「AMGN」)は世界最大級のバイオテクノロジー会社です。
※画像出典:画像はマネックス証券「トレードステーション」より
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Amgen, Inc.
デュポン
「デュポン」(ティッカーシンボル「DD」)は世界第9位、アメリカで第3位の化学会社です。
キャッシュフローが極めて良い企業だそうです。
※画像出典:画像はマネックス証券「トレードステーション」より
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Du Pont(E I Du Pont De Nemours And Co)
マイクロソフト
「マイクロソフト」(ティッカーシンボル「MSFT」)はWindowsで有名な巨大IT会社。
※画像出典:画像はマネックス証券「トレードステーション」より
ヒトゲノムの研究機関に投資しています。
クラウドサービス「Microsoft Azure」上でヒトゲノムの解析を行っている研究機関が多くあります。
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Microsoft Corporation
グーグル(アルファベット)
「グーグル(アルファベット)」(ティッカーシンボル「GOOGL」)は、言わずと知れた世界有数のIT企業です。
※画像出典:画像はマネックス証券「トレードステーション」より
クラウドを使った医療関係のビジネスに力を入れています。また、ヒトゲノムの研究機関にも投資しています。
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Alphabet Inc
石原順氏が注目するAI関連銘柄
次に人工知能関連の銘柄をご紹介します。
こちらもセミナーで石原さんが話した内容を加味しながら、よしぞうがネットで調べて書いています。
IBM
「IBM」(ティッカーシンボル「IBM」)は、コンピュータ製品やITサービスを提供している会社です。
※画像出典:画像はマネックス証券「トレードステーション」より
ワトソンなど世界最先端の人工知能の研究をしています。
ワトソンチームを辞めた人たちはレイ・ダリオのヘッジファンドで働いているそうです。すごいな。
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IBM(International Business Machines Corp.)
マイクロソフト
「マイクロソフト」(ティッカーシンボル「MSFT」)。
※画像出典:画像はマネックス証券「トレードステーション」より
2017年7月、人工知能専門の研究施設「Microsoft Research AI(MSR AI)」を立ち上げました。
5000人規模の組織で、100人以上の研究者が様々なAI関連の研究に取り組んでいます。
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Microsoft Corporation
グーグル(アルファベット)
「グーグル(アルファベット)」(ティッカーシンボル「GOOGL」)。
※画像出典:画像はマネックス証券「トレードステーション」より
AIの研究をするための組織「Google.ai」を立ち上げています。
また、AI研究をするスタートアップ企業へ投資するためのベンチャー投資会社「Gradient Ventures」も立ち上げています。
現在のグーグルはAIを事業戦略の中心にするとして「AIファースト」を掲げています。
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Alphabet Inc
アマゾン
「アマゾン」(ティッカーシンボル「AMZN」)。
キャッシュフロー的にはあまり良くないのですが、大きく化ける可能性があるとのこと。
※画像出典:画像はマネックス証券「トレードステーション」より
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Amazon.com, Inc.
アップル
「アップル」(ティッカーシンボル「AAPL」)。
※画像出典:画像はマネックス証券「トレードステーション」より
お金が有り余っている会社。
iPhoneの人工知能「Siri」でおなじみ。
セミナーの印象では、AIに関してはアップルよりもマイクロソフトやグーグル等に優位性があるような感じでした。
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Apple Inc.
石原順氏が注目する暴落時に買いたい銘柄(その他)
以下の3つは暴落時に公共事業などが行われ、業績を伸ばしやすい企業だそうです。
ただ、キャッシュフロー的にはそれほど良いというわけではなさそうです。
暴落時に買うと良いパフォーマンスをしてくれるとのこと。
BHPビリトン
「BHPビリトン」(ティッカーシンボル「BHP」)は世界最大の鉱業会社です。
鉄、ダイヤモンド、石炭、石油、ボーキサイトなどの資源を扱っています。
※画像出典:画像はマネックス証券「トレードステーション」より
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BHP Billiton Limited(ADR)
リオティント
「リオティント」(ティッカーシンボル「RIO」)も資源会社です。
鉄鉱石、アルミニウム、銅、石炭などを扱っています。
※画像出典:画像はマネックス証券「トレードステーション」より
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Rio Tinto plc(ADR)
ホームデポ
「ホームデポ」(ティッカーシンボル「HD」)は住宅・リフォーム関連・建設資材などを扱う小売チェーンの会社です。
※画像出典:画像はマネックス証券「トレードステーション」より
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Home Depot Inc
まとめ:買いチャンスはQE4実施か利下げの時か?
以上、石原順さんがセミナーで取り上げていた「暴落時に買いたい注目企業」のご紹介でした。
いつ買えば良いのか、という点については「QE4をやるときか、米国が利下げしたとき」と言っていました。
暴落したからと言ってすぐ買うと、さらに下がる可能性もあるので慎重に取引したいですね。
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